こんにちは、おもちです。
2019年10月に消費税が10%に増税されますね。
皆さんは、2014年4月に消費税が8%に増税に伴って、医療費も値上がりしたことはご存知ですか?
診療点数は2年に1回改定があり、そのとき主に初診料や再診料の点数が上がりましたし、他にも様々な項目の点数が上がりました。
今回の記事では、次回の点数改定の2020年4月にどのような改定がされるか予想してみようと思います。
この記事のポイント
診療報酬点数とは?
2014年4月に消費税が8%になったとき、医療費はどうなった?
同じく、2014年4月は診療点数改定のときで、消費税と同じく点数が増えました。
初診料・再診料はどのくらい増えた?
2012年の改定時点では「初診料270点」「再診料69点」だったのに対し、
2014年の改定では「初診料282点」「再診料72点」という結果でした。
初診料は+12点(120円)再診料は+3点(30円)追加されたことになります。
わたしたちは健康保険に入っていれば3割負担なので、初診料の実際の負担額は40円増、再診料は10円増という形になります。
消費税増税でなぜ医療費も増えるのか。
みなさんが病院に行って領収書をもらうと思いますが、小さくこういうことが書かれていませんか?
「厚生労働省が定める診療報酬や薬価等には、医療機関等が仕入れ時に負担する消費税が反映されています。」
書かれていない病院もあるかもしれませんが、大抵の病院の領収書には書かれているはずです。
仕入れる医療機器や材料を購入するに伴って、その材料に対する消費税も上がっています。その増税された消費税を補うために点数が上がっているのだと思います。
ですので、「厚生労働省が定める〜」というのは「病院が負担する消費税を患者さんが補ってね」という意味とおもちは捉えています。
2020年4月の点数改定の増点数予想
先程挙げた、初診料と再診料の点数予想をしてみようと思います。
2019年1月現在の初診料の点数は282点、再診料の点数は72点です。
- 初診料282点から295点
- 再診料72点から75点
初診料は+13点、再診料は+3点という予想です。
- 2019年10月の消費税増税に伴い、医療費は値上がりすると予測する。
- なぜ増税すると医療費も値上がりするかというと、医療機関側が仕入れる医療器の材料にも課税されるためそれを補うための値上げ。
- 2014年4月に消費税が8%に増税されたときは初診料が特に値上げしたので、今回も初診料は値上げしそう。
追記
2019年10月より、初診料と再診料が値上げと決定しました。