医療制度

高齢受給者制度と後期高齢者医療制度の違いとは?

高齢者医療制度

こんにちは、おもちです。

皆さんは「高齢受給者制度」と「後期高齢者医療制度」の違いというのはご存知ですか?

ひろくん
ひろくん
ふたつとも聞いたことあるけど、同じような意味合いになりそうだよね
おもち
おもち
どちらも高齢者の保険だからわかりづらいよね。今回はそのふたつの違いについて解説していくよ

「高齢受給者制度」と「後期高齢者医療制度」の違い

「高齢受給者制度」は70歳~74歳の方が対象

70歳になると、本人が加入している保険者から「高齢受給者証」というものが送られてきます。

医療機関を受診する際、保険証を提示する時に保険証とは別に「高齢受給者証」も同時に提出しなければなりません。

このときに、「高齢受給者証」を提出しなければ、2割負担から3割負担になってしまいますので注意が必要です。

おもち
おもち
保険証の種類によっては保険証と高齢受給者証が一体型になったものもあるから確認してみてね。

「後期高齢者医療制度」は75歳以上の方、65歳以上の寝たきり等の方が対象

後期高齢者の保険証には法別番号があり、番号は「39」です。

8桁の番号のうち、はじめの2桁が法別番号の記載部分です。

後期高齢者は75歳以上の方の他に、65歳以上の寝たきり等の方も対象になります。

一般的には1割負担ですが、現役並み所得者の方は3割負担になります。

おもち
おもち
「もしかしたら自分は当てはまるのでは?」と思った65歳以上の方は確認のために役所に問い合わせた方がいいかも。 
まとめ

老後の健康保険制度はあまり知られていませんが、年齢によって保険の種類が変わったり、医療費の負担割合も変わります。

知っておくと、高齢な家族がいる家庭で役に立ったり、自分自身の今後の保険の参考にもなるでしょう。