診療点数早見表

湿布は原則、月70枚までの処方が可能。70枚以上もらいたい場合の対処法。

湿布薬は月70枚まで

こんにちは、おもちです。

みなさんは現在、湿布薬が月70枚までしかもらえないということはご存知でしたか?

なぜ湿布薬に枚数制限を設けたのか

患者さんからの要望で、大量に湿布薬を処方することがあったからです。

他にも多くの理由があると思われます。

ですが、この制限によりかなりの医療費の削減につながるとのことです。

具体的にどのような説明がされているの?

診療報酬点数早見表にはこのように書かれています。

入院中の患者以外の患者に対して、1処方につき70枚を超えて湿布薬を投薬した場合は算定しない。ただし、医師が疾患の特性等により必要性があると判断し、やむを得ず70枚を超えて投薬する場合には、その理由を処方箋及び診療報酬明細書に記載することで算定可能とする。

湿布の種類が違えば1種類70枚ずつなどでもいいの?

答えはNOです。

たとえば、モーラステープ40mgを35枚、モーラステープ20mgを35枚、合計70枚ならOKです。

しかし、それぞれ70枚ずつで合計140枚の処方はだめです。

詳細は、点数表の「事務連絡」の欄に書いてあります。

湿布薬については、1処方につき70枚の制限となっているが、「70枚」の判断は、湿布薬の種類ごとに70枚ではなく、処方された湿布薬全体の合計枚数が70枚という理解でよいか。

答え そのとおり。

どうしても多くもらいたいときはどうしたらいいの?

医師に頼んでみましょう。

長期の旅行などは理由がつけやすいです。

それか、大きなサイズの湿布を処方してもらって、自分で切って使うなど工夫してみるのもいいかと思います。

あとは、面倒ですが2週間に1回などこまめに病院に通うしかないです。

ドラックストアで売っている、OTC医薬品(一般医薬品)に頼るのも一つの手です。

こちらの湿布薬はボルタレンが配合されおり、ロキソニンと同じ鎮痛作用がありますので効能は高いです。

湿布まとめ
  • 湿布薬は月70枚まで処方ができる。それ以上は不可。
  • 多めに湿布をもらいたいのであれば、2週間に1回などこまめに病院に通う必要がある。
  • 大きいサイズの湿布をもらってそれを切って使うという手もある。