こんにちは、おもちです。
コロナ対応で毎日毎日忙しいです。
最近ひしひしと感じているのは、コロナ陽性者が増えてからさらに忙しくなったということ。そして、当院のコロナ病床は常に満床の状況が続いています。
このような状況下で会食をしたり、多くの人がいる場に出歩く人たち、帰省する人たち…今は本当に本当にやめて欲しいです。
この記事のポイント
医療現場の本音
コロナウイルスに関連する業務量増加
通常業務に加えてコロナ関連の業務が追加されました。
- 感染症外来の受診調整、予約対応、問診
- コロナ陽性者の入院調整
- コロナワクチンの受付、案内、予診表確認
- ワクチン予診表の整理
- 保健所とのやりとり
通常業務に加えてこれらの業務が追加されたせいで忙しさが加速しています。
コロナ関連の電話での問い合わせも多く、電話線は常に全て埋まっている状況です。
医事課スタッフの疲労
医師、その他コメディカルはもちろんのこと、医事課内での疲労もすごいです。
最近は医事課の残業時間の多さが問題視されるようになりました。今後残業時間が短くなることに期待したいです。
毎日深夜まで残っている医事課職員もいます。私は深夜まで残ることはないのですが、残業はほぼ毎日しています。
いずれもコロナが流行する前はこんなに残業することはなかったとのことです。
コロナ陽性者の受け入れ先が見つからない現実
実際に救急隊からコロナ陽性者の受け入れ要請は何件か問い合わせがありましたが、今こういった状況で、コロナ病床も満床の状況なので…大変申し訳ないですが受け入れをお断りしました。
救急隊もいろいろな医療機関に問い合わせをしている状況のようで、お断りした時はすごく残念そうな声で対応いただきました。
救急隊の方は受け入れ先を見つけることに精一杯の状況で、県外への搬送もしているところもあるそうです。
こちらとしても、苦しんでいる患者さんをお断りするのは大変心苦しいですし、私がその患者の立場だったら『もう私、死ぬんじゃないかな』と思うかもしれません。
医療従事者として皆さんにお願いしたいこと
自分の行動に責任を持って欲しい
本当にコロナにかかってから後悔しないようにして欲しいです。
あのとき、友達と会食に行かなければ…帰省していなければ
…などとコロナに感染してから後悔するのはやめて欲しいです。
あなたの行動ひとつで周りの人たちにどのような影響が出るか想像ができますか?
もし、自分がコロナ陽性で、友達や帰省先の両親や祖父母もコロナ陽性になったらどうしますか?
コロナに感染してからでは遅いです。感染する前にできることを自分で考えて行動してください。
マスク、手洗いうがい、手指消毒等の基本の感染対策を
マスクはもちろんですが、きちんと基本的な感染対策をするように心がけてください。
私も常に手を洗ったり、手指消毒をしないと落ち着かない状態になってしまいました。そのせいで手はすごく荒れていますが…。
病院勤務で受付での対応もあり、陽性者も普通に行き交っていると思いますので気が抜けません。
私は今のところコロナには感染していないので、基本ができていればなんとかやっていけるのかな…と思っています。