こんにちは、おもちです。
医療事務の求人を見ていると、「医師国保に加入が必要」と記載されている求人を見かけたことはありませんか?
この記事のポイント
医師国民健康保険とは?
医師会に所属する医師が加入できる健康保険が「医師国民健康保険」というものです。
従業員5人未満のクリニックでは保険料の負担が少ない「医師国民健康保険」を選択します。
一方、従業員5人以上のクリニック、病院は「社会保険」の加入が義務付けられています。
医師国保と社会保険、どちらに加入するべき?
先ほど、医師国保の保険料は定額という説明をしました。
一方、社会保険の保険料に関しては事業者が半分支払うため、収入によっては社会保険よりも医師国保の方が保険料が高くついてしまう場合があります。
医師国保よりも社会保険の方が優れているところ
傷病手当が利用できる
傷病手当とは社会保険加入者が病気や怪我で、長期間仕事ができなくなった場合に利用できる制度です。
この制度を利用することで、最長1年6ヶ月の間に一月につき給料の3分の2が本人に支給されます。
社会保険の方が医師国保よりも保険料が安い場合がある
先ほども記載しましたが、収入によっては社会保険の方が医師国保よりも保険料が安い場合があります。
給料が低い医療事務員の方にとってはつらいところかもしれません。
今回は「医師国保」についての記事でした。
「医師国保」に関しては、医療事務の専門学校の先生に「加入しない方がいい」と言われていたので、わたしは就職活動をする際は求人票に「医師国保」についての記載がないかよく確認していました。
「医師国保」に加入するメリットは保険料が定額で安いこと。しかし、収入によっては「社会保険」よりも高くつく場合があるので注意が必要です。
制度の面でも、「社会保険」の方がメリットが多いかと思います。
医療事務の就職活動をする際はよく求人票を見てみてください。