医療事務全般

精神科の初診から診察の流れについてまとめ。

こんにちは、おもちです。

前回の記事で「医療事務員として精神科クリニックに勤めてわかったこと3つ」という記事を書きました。

今回はその記事の続きで、精神科クリニックの初診での診察の流れについてまとめてみようと思います。

精神科の初診からの流れまとめ

精神科初診の場合は予約必須

内科や整形外科などは予約しなくても、ほとんどの病院で診察は可能ですが、精神科の場合は診察時間がかなり長くなるため、特に初診の方は予約が必要です。

おもち
おもち
精神科のクリニックによっては再診なら予約は必要ないところもあるよ。初診はどこも予約が必要な感じがするよ。
ひろくん
ひろくん
初診の患者さんは症状をうまく伝えられないだろうしね…診察時間は長い時間かけたほうがよさそうだよね。

初診の予約ができる日程が半年先になる場合も

最近は精神科に通院する人が多くなったせいか、予約をとることがかなり困難になりました。

初診の予約が病院やクリニックによって異なりますが半年先になる場合もあるようです。

通院する病院が近くにあればいいですが、あまり近辺にない場合だと通院が大変になりそうです。

ひろくん
ひろくん
半年先にしか予約が取れないところもあるんだ…受診するだけでも大変だなあ
おもち
おもち
そうなんだよね。精神科に行きたい人がたくさんいるんだよね。

精神科初診の患者さんの診察の流れ

受付、問診票記入

患者さんはクリニックに来院した際、保険証を必ず持参してください。でないと、保険が効きませんので、当日の医療費は実費負担となります。

おもち
おもち
保険証を持参し忘れた時の対処法については別の記事に書いているから読んでね。

そのあとは、待合室で問診票の記入をしてもらいます。

問診票に書く内容の例
  • 名前
  • 年齢
  • 性別
  • 住所
  • 連絡先
  • 職業
  • 主な症状
  • その症状はいつからなのか

初診の患者さんには心理テストをしてもらう

精神科で初診の患者さんには、簡単な心理テストをしてもらいます。

ひろくん
ひろくん
心理テストってどんな内容なの?
おもち
おもち
質問がいくつかあるんだけど、その問いごとにどのくらい当てはまるかということを5段回評価するんだよね。それで患者さんの心がどのくらいつらい状態なのかわかるんだよ。でも、クリニックによって質問内容は違うと思うから今言ったことは参考程度にしてね。

看護師さんの問診

看護師さんが先生との診察の前にあらかじめ大まかなことを患者さんに簡単に聞いていきます。

おもち
おもち
問診の内容は病院によって違うと思うし、看護師さんの問診自体がないところもあるよ。

先生の診察

診察時間はだいたい30分以上は確保してくれていますので、たくさん話すことができます。

あらかじめ先生に言いたいことや聞きたいこと、困っていることや不安なことをメモなどに書いて一覧にしておくと、診察の時に言い忘れたことがあるということを防げます。

おもち
おもち
このときに、患者さんの病名とかどういう病気なのか、あと服薬をする場合は薬の説明などもあるよ。

会計

初診で精神科にかかった場合は、診療内容にもよりますが診療代は約4,000円です。

薬が処方された場合は別途薬代がかかりますので注意してください。薬の種類によっても金額が変わります。

おもち
おもち
この金額は保険の負担割合が3割の人を基準にしているよ。自分の保険証の負担割合を確認してね。
まとめ
  • 精神科を受診する際は予約が必要な病院が多いので確認すること。
  • 精神科初診の場合は、診察時間を長く確保されている分、時間がかかるので時間には余裕を持って行くこと。
  • 医療費に関しては薬も処方される場合が多いため、1万円は持っていったほうがいいかも。