公費制度

公費医療受給中の方の受給者証と自己負担上限額管理表について。

こんにちは、おもちです。

保険証については、みなさん当たり前のように病院に行くときは持参すると思いますが、公費受給中の方は受給者証と自己負担上限管理表も一緒に持参する必要があります。

おもち
おもち
今回は公費受給中の方が利用する「保険証、受給者証、自己負担上限管理表」のことについての記事だよ。

受給者証について

公費を受給するためには「受給者証」が必要です。

この受給者証には、保険証の番号と公費負担番号、受給者番号が記載されます。

保険証の確認のためにも、受給者証と一緒に保険証の提示も必要になります。

受給者証に記載されている主な項目
  • 氏名、年齢、性別、生年月日、住所
  • 被保険者番号
  • 公費負担番号、受給者番号
  • 有効期限
  • 自己負担限度額
  • 指定医療機関名
おもち
おもち
特に有効期限、自己負担上限額はしっかり確認しておいた方がいいよ。
ひろくん
ひろくん
有効期限が切れていたら、その受給者証は使えないということだよね?
おもち
おもち
そうだね。更新する必要があれば早めに更新手続きをしよう。

自己負担上限額管理表について

患者さんの収入や治療内容に応じて自己負担上限額が違います。

おもち
おもち
この自己負担上限額は一月あたりの金額だよ。

その金額を管理するための管理表になっており、患者さんが来院される際にその金額を記載し、上限に達した場合はその月の医療費は無料になります。

調剤薬局も対象になりますので、院外処方の場合は薬局にも持っていきましょう。

おもち
おもち
もし、管理表を忘れたら金額の確認が難しくなるから必ず持ってきてね。

受給者証の更新により、上限額が減ったり増えたりする場合もある

患者さんの収入が増えたり減ったりすると、受給者証の更新した際に上限額が変更される場合があります。

おもち
おもち
例えば、上限額が2,500円だった患者さんが5,000円になることもあるし、逆に減る場合もあるよ。間違えるとクレームの元にもなるから気をつけないとね。

受給者証と自己負担上限額が必要な公費制度一覧

  • 小児慢性特定疾病
  • 更生医療・精神通院
  • 指定難病医療費助成制度
  • 肝炎治療特別推進事業
おもち
おもち
制度と患者さんによって負担割合や上限金額が変わるので注意してね。
ひろくん
ひろくん
覚えることがたくさんあって大変だね…業務をこなしながら覚えていった方がいいね。

患者さんが保険証と受給者証と自己負担上限額管理表の3つを忘れないようにする対策法

保険証と受給者証と自己負担上限額管理表の3点セットを入れることができる手帳型のケースが販売されています。

最近ものだとデザインも豊富で、一緒にお薬手帳や病院の診察券も入れることができます。

その手帳ケースさえあれば、病院に行くときに必要なものは全て入っているので手帳ケースを持っていけば忘れ物の心配もありません。

ひろくん
ひろくん
3つも持っていくのは大変だよね。僕だったら忘れちゃいそうだな。
おもち
おもち
患者さんが困っていたらこういった提案をしてみてもいいかもね。
まとめ
  • 公費医療受給中の患者さんは医療機関に出向く際に、保険証と受給者証と自己負担上限額管理表の3つを持っていく。
  • 医療機関側は、患者さんの受給者証の有効期限や上限額の確認を特にするように。
  • 患者さんが3点セットを忘れないように注意喚起すると良い。